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新卒の採用についてです。数年はリーマンショックで始まった世界的な不景気から、日本でも不況が続いています。新卒者の採用は、氷河期といわれた平成の初めのころをほうふつとさせます。バブル時代の状況は考えられません。四年生の大学を新たに卒業する予定の新卒者ですら、自分の希望する仕事に就職をすることは、とても難しい状況でもあります。高校や短大の卒業生の就職活動も、非常に困難になっています。何かの理由で仕事をやめた人が再び就職する時も、なかなか決まらないようです。求人情報をチェックしても、正社員の募集が著しく減少しています。あっても派遣やパート、アルバイトの仕事が大部分を占めているのが現状です。つきたい職業につくためには、新卒者の就職活動でも、できる限りのことをしなければ目標達成はできないでしょう。とは言え気持ちがなかなか報われないのも不景気の悲しい現実です。今の状況では、ランクの高い大学を卒業予定の新卒者でも、採用が決まらないということもあります。新卒者の就職活動では、どんな企業に採用されたいのか、どんな仕事をしたいかを十分に検討し、高望みすぎる場合は希望自体を修正することも重要になってきます。理想が高く、新卒の段階では難しいという場合は、必要ならば採用条件に合わせて自分のスキルを高めることです。